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横笛Tシャツは天高く
楽器は、横笛が好き。

そぼくな音色。深い響き。フワッと広がる余韻が、空気にしみ込むような・・・。しんみりと繊細な調べが、あたりの風景をただよい、霧のように消えていく・・・

「祭り囃子の笛太鼓・・・」というぐらいで、古代からある横笛には各地に物語もたくさんあるようで、何よりも土地の香りがします。

手塚治虫の『火の鳥ヤマト編』に、横笛が出てきます。

ヤマトの国から火の国へ送り込まれたヤマトオグナが、あることを思いついて、夜ごとに湖の小島に泳ぎ渡ります。笛の調べを聴かせながら、燃えるように熱い火の鳥に少しずつ近寄っていき、手なづけようとするオグナ。逃げもせずに、耳を傾ける火の鳥・・・

オグナの笛は中寄りに歌口があって、左右を手で持つ絵でしたが、一般的な横笛は、両手を右に構えます。文化人類学の世界道具史によくあるパターンどおり、横笛もまたインド発祥のようで、日本で洗練されたそう。

奈良時代には、龍笛(りゅうてき)という横笛が作られました。次の平安時代、紫式部の『源氏物語』に登場する笛もこの龍笛が多いらしく、今でも雅楽で活躍する長い歴史を誇ります。「龍」の名は、出せる音域が広く高く、天に昇る龍をイメージさせるからだそうな。笛自体は機能的な筒形です。

竹の龍笛は、古くに日本からシルクロードを西へ伝って、ドイツにて超合金メカでパワーアップされます。それが、今普通にクラシック音楽で使われるフルートだということです。

フルートが主役の曲として、ビゼーの『アルルの女組曲-メヌエット』と、『カルメン組曲-間奏曲』が知られます。ともにのどかな曲ですが、同じ『カルメン組曲』でも、『セギディーリャ』の冒頭2小節や、『ジプシーの踊り』のイントロは、一発入魂のフルートが美しすぎるほど輝きます。

『セギディーリャ』とは、スペインにある三拍子の踊りです。『ジプシーの踊り』の方は、「男の不思議な伴奏に反応した娘が踊り出し、歌と舞いがぐんぐん乗って、場が陶酔していく」様子を唱う情熱的な曲です。ともに先導するフルートの、もの悲しさを帯びた高揚感が駆け抜けます。

この絵の原画は、キャンバスに筆でかかれていて、暗い緑を背景に、哀愁混じりの高揚感が強く出ています。Tシャツでは、白地に替えてハッピーなアレンジとしました。


製品写真
小さな時間09 横笛 (おもしろいTシャツの店 デザインの詳細と製品

テーマ:Tシャツ - ジャンル:ファッション・ブランド

【2009/09/14 21:42】 | おもしろいTシャツ | page top↑
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