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ハロウィンTシャツ
ハロウィン祭に縁遠かったせいか、ケルト文化だとは知りませんでした。

ケルトとは人種区分ではなく文化圏で、地理的分布はイギリス、フランス、スペインなど西欧から、黒海に面したウクライナやルーマニアまで広がります。紀元前にローマ帝国に支配されますが、今ではイギリスを構成するウェールズ、スコットランド、アイルランドの伝統というイメージで語られることもあります。

ケルトは芸術分野では異色のキャラです。第一に抽象造形が得意で、いわゆるケルト紋様と呼ばれる、一見唐草ふうながら渦を巻くようなパターンが有名。その紋様をまじえて構成した、抽象的な動物や怪獣の図などが残されています。

細かいのに平板にならず、異様に彫りが深いクールな造形手法は反西洋的で、どことなく中南米ペルーやメキシコの中世美術を連想させます。ヨーロッパ美術といえば、カメラへと結晶させた写実具象や、モヤモヤした印象派ばかりを浮かべますが、ケルト美術はむしろアブストラクトのモダンアートに近い感じ。

そんなケルトの暮らしでは、古代のおおみそか10月31日に、秋の収穫祭が行われていました。しかも日本の盆と同様、先祖の霊が家に帰る日です。いっぽう、カトリック教会の行事「万聖節」の前夜祭も同じ日だったので、ケルト祭と合わさって後のハロウィン祭になったそう。

2つの祭が合併した発端は、今から1408年前にローマ教皇がケルト人に、カトリック布教の進言を行った時だともいいます。その時、日本は飛鳥時代の初期で、聖徳太子27歳。

カブをくりぬいた灯り「ジャック・オー・ランタン」の物語は、アメリカでカボチャに取り替えられます。本来は魔よけなのに、逆に悪魔の一味にしてしまったり。仮装した人々も、魔物役と魔物退治役がごちゃごちゃです。善悪入り乱れ、アレンジ自由なところも、庶民祭のいい面ですね。

このようにハロウィン祭は、各地のしきたりや風土と混じって、作法や意味づけが少しずつつけ足されています。この垣根の低さと柔軟性の高さの原因は、悪魔パワーへの畏怖と、それをやっつける人の構図が、誰にでもわかりやすいからでしょうね。

既存の宗教や思想とバッティングしてハロウィン禁止の国もありますが、日本の神様は何しろ世界一寛容。教会行事と別立てのハロウィンですから、在来のお化けたちや、鬼太郎らの妖怪グループとも合流するでしょう。時間がたてば、クリスマスみたいに帰化して、景気祈願のイベントにでもなっているかも知れません。


製品写真
ハッピーハロウィン (おもしろいTシャツの店 デザインの詳細と製品

テーマ:Tシャツ - ジャンル:ファッション・ブランド

【2009/10/07 22:50】 | おもしろいTシャツ | トラックバック(0) | page top↑
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