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クリスマスのTシャツ
「サンタクロースは本当にいますか?」と、新聞社に質問が届いた、あの話です。「あたしの友だちは、いないと言います・・・」で始まった短い手紙。

「その友だちは間違っています。・・・サンタクロースはいるのです」と答えたのは、112年前のニューヨーク・サン新聞の社説でした。よく知られた美しいエピソードですね。

現代日本から見れば、この社説の中には気になる論法があります。「目に見えないからといって、存在しないとは限らない」というくだりです。

それ自体はいいのですが、「限らない」という部分否定の語法が、「要するに存在するということさ」と、全肯定に飛躍しがちな昨今を連想したからです。「私は金星に行ってきた」と誰かが言えば、「行かなかった証拠がないのなら、行ったってことだわ」と・・・

社説の文意は、「見えないものを信じる心がないと、人の大事なものを失ってしまう」という、比喩的なものです。無形の大事なものとは、志だとか思い出だとか、友情だとか愛だとか。夢も希望も、目には見えません。芸術だって目に映る物の勝負なら、単なる技能検定にすぎませんし。

当時、社説が出る11年前にはイギリスで電気自動車が発明され、6年前にはドイツでガソリン自動車が発明されたばかりです。社説までの20年間に、アメリカでは電話機、電球、発電機、録音機、映写機などの発明が続きます。

ガス灯を廃止し、電力線を引き始めて、家電時代の幕開けの最中。そんな科学急伸の時代背景を思うと、サンタクロースの社説に込められたものがみえてきます。

書いた記者自身は、面識のない何者かが煙突から家に入るとは思っていないはずで、話の持っていき方に苦心しています。真実との接点を探す、難しい作業だったことでしょう。架空のサンタクロースから、次々と話を広げて。

ところが歴史をひもとくと、サンタクロースはやっぱりいました・・・

セイント・ニコラウスなる人物が、起源400年頃の東ローマ帝国にいたという。貧しい家庭の娘が身売りに追い込まれる事態を聞きつけた彼が、深夜にその家の煙突から暖炉に金貨を投げ落とした伝説があります。

それとは別に、貧しい子どもたちにオモチャを配って回った男がいたという、トルコの民話もありました。

慈善活動や様々な寄附、里親やあしながおじさんなど、人間はニコラウスの精神をずっと受け継いで、皆で助け合ってきたのですね。サンタさんは昔からいたし、今もいてプレゼントを人々に贈り続けているのです。

クリスマスの主役はもちろんイエス・キリストですが、19日早いニコラウスの祝日が合流したことで、クリスマス行事は日本の子どもたちにもすぐに浸透しました。商業祭になったとの嘆きもある一方で、中東で起きた世界的な宗教の謎に大勢が触れ、色々と想像してみる機会にもなっています。


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小さな時間08 クリスマスツリー (おもしろいTシャツの店 デザインの詳細と製品
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【2009/11/27 07:57】 | おもしろいTシャツ | トラックバック(0) | page top↑
売れるTシャツとは
どういうプリントTシャツが売れるかわかっていれば、デザインする側はやりやすいかも知れません。逆に、やりにくいかも知れません。

どんな絵でも売れる時があり、売れない時があるという声もあります。ただ一般常識では、コマーシャルな絵は有利、アートな絵は不利です。何も絵に限りません。では、その先はどうなっているのでしょうか。

まず観察。街で着られているTシャツ全体からわかるのは、無地のTシャツが圧倒的に多いこと。無地を売ればもうかります。プリントに多少でも主張というものが備わるなら、ユーザーは「あまり主張せず目立ちたくはない」ということかも知れません。ただしプリントすると値段も変わりますので、結論にはなりませんが。

次にプリントTシャツだけに着目すると、普通に店に並ぶプリント柄が、普通に売れています。店に多いタイプは、着ている人も多いという。「よくある」デザインがよく出ます。「まずなさそうな」変わったものや、ひねった趣向を求めるエネルギーは小さめ。

たとえば建物のイラスト画で、壁を斜めに傾け、ロゴも傾けたデザインだと、クールでおしゃれな感じに見えますよね。でもたくさん売れるのは、きちんと水平、垂直が守られた、ひねりのない絵の方なんですよ。

これがネット上のインディーズ系Tシャツだと、ひねりが幅をきかせてきます。そして、別の区分が見えてきます。ここで話をはずしますが、文化論的にインターネットを振り返ると、ネットはクリエイトをやっていないという指摘があります。クリエイト役は、相変わらずテレビだと。

たとえば、ネットでたくさんの読者を集め、熱く激しく語られるのは、テレビに関連した情報についてです。ネット上の話題の最大のソースは、テレビが発信した情報なんですね。ネットのメインはテレビのネタ。ネットはテレビを復唱する・・・

この傾向が、プリントTシャツにもあります。ネット上のインディーズ系Tシャツの絵は、テレビが流した情報に関連するものと、無関係のものとに大きく二分されています。

テレビの強さを思う時、アートという名のエンタメが、テレビからの距離を何よりも大きく取っている点が逆に気にかかります。アート系Tシャツもまた、テレビの話題と違う世界に居ます。ネタも、乗りも、落とし方も、テレビのそれとは異なります。

ここで、テレビに近いか遠いか、中途半端なTシャツを探しました。前に続いて、ご当地ゆかりの記念品といえますが、たぶんテレビにも出たことがあると思います。


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三連水車 3 (おもしろいTシャツの店 デザインの詳細と製品

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【2009/11/22 00:03】 | おもしろいTシャツ | トラックバック(0) | page top↑
月で着るTシャツ
その昔、アポロ計画の月面活動では、アメリカ人独特の色々ないたずらが行われました。

たとえば月面に立てたポールの先に、星条旗がひるがえって見えます。旗が風もないのに、はためいて。あれは現地で初めて発見したおもしろ現象で、飛行士たちの間で流行ったそうですよ。

原理は単純ではありません。まず旗というものは、どんな天体へ持って行っても、いや地球上でさえ普通はだらんと垂れます。そこでNASAは、上辺に針金を仕込んで縫いつけた旗を用意しました。垂れずにシャンとしていた理由がこれです。コンビニののぼりみたい。

飛行士がポールをねじって月に突き刺した時、針金が回転方向にビヨヨーンと振動して旗に伝播し、ヒラヒラと強風になびいているふうに見えたエピソードがあります。おもしろがった飛行士は、撮影前にいちいち針金に手でブルルンと振動を与えて、わざと旗の布をゆらせました。

月では風は吹かないと、当時の大人はみんな知っています。その科学の常識を突いて、「エエッ、なぜ、ウッソー」と驚かせようと考えた、いらずら小僧たちのしわざなんですね。でも、地球ではありえないほど長い時間、旗がゆれたのはなぜでしょうか。

空気がないからです。風が吹かない理由と同じ。空気があれば、空気抵抗が起きます。空気圧に押さえ込まれ、ヒラヒラはね回る布の動きはすぐに収まります。しかし空気がないと、ブレーキがかからず長くゆれ続けるわけです。

「でも空気抵抗はなくても、布の自重で下に引っ張られて、すぐ止まるはずだ」と思うのは、実は地球の発想なんですね。

見落としやすいのですが、月の引力は地球の約6分の1なので、理屈でわかっても感覚的に見当がつきません。体重48キログラムの女性はわずか8キロになり、じょうぶな紙袋に入れられて、スイカのように片手で持ち歩いてもらうことができる計算です。

だからといって、その軽くなった女性を砲丸投げのように、遠くまで放るのは困難です。ひとつは、投げる男性の体重も12キロなどと軽くなっているので、投げた反動で足が後に滑ってしまいます。靴の裏と床の摩擦係数は地球と同じでも、重量に比例して摩擦力が減るわけです。

飛行士たちの宇宙服と生命維持装置は、重さ120キログラムもありました。でも月では20キロになるから、動き回ることができます。とはいっても、20キロはけっこう重たいので、しだいにハアハアと息が荒くなるのでは・・・

そうはなりません。背負っている飛行士の体重も12キロ程度に軽くなるから、一人の合計がたったの32キロ。地球上で72キロの人が20キロのリュックを背負った合計92キロの状態とは違って、ずっと足取りは軽いのです。

最近、月に基地をつくって人が住む計画が示されました。月の家の室内では、物々が非常に軽く持ち上がって、かなりの違和感があるでしょう。消しゴムで字を消そうとギュウギュウと机を押しすぎると、体が浮きそうです。ソファから立つ時、「どっこいしょ」とつぶやく人はめっきり減るでしょう。

ただし、6分の1に小さくなるのは「重量」であって、「質量」ではありません。たとえば室内で強く跳び上がって、天井に頭をぶつける時には、12キロの重量ではなく、72キロの質量が激突します。地球では重量と質量を等しい値に定義していますが、月では定義し直さない限り、6倍の違いが出るわけです。

物をゆっくり持ち上げる時には確かに軽くても、急激に押したり引いたりする時にはずっしりします。男性が女性の体を砲丸投げする時、8キロの「重量」を持ち上げることは簡単でも、48キロの「質量」に横向きの加速度を十分与えることはできず、あまり飛びません。

投げ出された女性が床に落下する下向きの衝撃は小さくても、壁に横からぶち当たる衝撃は地球と同じです。月の旗も、下に引かれる時の重量は6分の1で軽く、横にバタつく時の慣性質量は地球と等しく大きいのです。なので、ゆするだけでねばりつくような挙動を起こしました。

さて話変わって、そんな月の家で何を着るかです。地下にもぐって、天窓も開けずに完全密閉で空調するので、カジュアルはシンプルなTシャツが中心かも。プリント絵は月の光景ではなく、地球の絵図が主流になりそうです。懐かしい青空と緑と、水と空気。唯一存在が期待される水も、月面下に隠れた氷がやっとなので、ちょっとした流水さえ望郷の風情となるでしょう。

この絵は、岐阜県に伝わる不思議な伝説です。月の旗のような解明は無理です。古今東西ありえないことなのに、歴史には状況証拠が残っていて奇妙です。将来、月の家からも生まれてくる新しい伝説が楽しみです。


製品写真
養老の滝伝説 (おもしろいTシャツの店 デザインの詳細ページ

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【2009/11/03 15:16】 | おもしろいTシャツ | トラックバック(0) | page top↑
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